新世代の高精度インライン3D計測
高精度3DスナップショットセンサsurfaceCONTROL 3D 3500は、乱反射する表面のジオメトリ、形状、表面の自動光学検査に使用します。コンパクトなフォームファクタと高い測定精度に加え、高速なデータ処理が特長です。Z軸方向の再現性が最大0.25 µmという、高精度インライン3D測定技術の新しい基準を打ち立てており、平面度や高さのわずかな偏差も確実に検出することができます。2つのモデルで異なる測定分野をカバーしています。
新世代の3D測定
Gigabit Ethernetによる高速データ出力に加え、デジタルI/Oインターフェースを追加しており、2D/3D Gateway IIを使用することで、EtherNet/IPやPROFINET、EtherCATも利用が可能です。高性能なソフトウェアツールにより、正確な3D測定と表面検査を行うことができ、GigE Visionに対応しているため、他社製の画像処理ソフトウェアとの連携も容易です。また、お客様のソフトウェアに統合するための包括的なSDKもご用意しており、ソフトウェアパッケージの完成度を高めています。
応用例:
- ジオメトリの3D検査と形状検出
- 形状・位置・表面検査
- 欠陥検出
- 自動光学検査
- 3Dテキスト認識と微細構造の検出
- 電子部品の検査
3DInspect:3次元計測・検査のタスクを解決するソフトウェア
3DInspectソフトウェアは、センサのパラメータ設定や産業用計測タスクを解決するための強力なツールです。このソフトウェアはセンサからの測定データをイーサネットで送信し、3次元的に表示します。この3Dデータはさらに、3DInspectの測定プログラムを搭載したPCで処理され、評価、査定、必要に応じてログへの記録が行われ、イーサネット経由でコントロールユニットに送信されます。3Dデータは必要に応じてソフトウェアで保存することができ、ソフトウェアを使用してセンサの設定やパラメータ設定が行えます。オートメーション・インターフェースに接続する場合は、SC3510センサを使うことで3DInspect Automationの機能拡張が可能になり、包括的なデータロギングも可能になります。