50 kHzクラスの極めて動的なレーザーセンサ
新しいハイエンドシリーズoptoNCDT 2300は、optoNCDTセンサの中の最上位モデルです。最大49 kHzの測定レートで作動するので、素早い対象物を精密に測定するのに適しています。コントローラ全体がセンサハウジング内に統合されているため、センサを狭いスペースに取り付けることも可能です。
多様な使用方法
optoNCDT 2300は複数の測定モードで作動させることができます。標準モードは拡散反射する物質の変位測定、特殊アライメントでは直接反射する表面の測定を行います。さらに、透明な物質ではレーザー三角測量式センサを片側からの厚さ測定に使用でき(マルチピーク評価)、その際に役立つ包括的な物質データバンクがソフトウェアに入っています。このデータバンクは編集や拡張が可能です。A-RTSC(アドバンスドリアルタイムサーフェス補正)はRTSCがさらに進歩した機能であり、これまで以上に質の高い表面補正を行います。これによりセンサは表面反射が素早く変化しても影響を受けず、安定した測定結果をもたらすことができます。
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他に類を見ない操作コンセプト
optoNCDT 2300レーザーセンサは直感的なウェブインターフェースを介して操作できます。このウェブインターフェースはEthernet接続で呼び出し、ピーク選択やフィルタリング、ビデオ信号のマスキングなどといった、測定値処理やさらなる信号処理のための多くの手順を行うことが可能です。
最高性能のレーザー三角測量
optoNCDT 2300は、マイクロエプシロン社製レーザー三角測量式センサにおけるハイエンドモデルです。調整可能な測定レートが最大49.14 kHzとなっており、振動のモニタリングのように高速の対象物や、測定を行うのが困難な表面の測定で使用されます。分解能が高いので、マイクロメーター以下の精度が要求される測定タスクも可能です。