材料・表面・濁度・光沢を測定するためのカラーセンサシステム
colorSENSOR CFO100は、産業用測定タスクにおける正確なカラー検出のために新たに開発されたコントローラです。CFOシリーズは高いカラー精度、最新のインターフェース、直感的な操作性を特長としており、光ファイバーケーブルが内蔵されたCFSセンサをコントローラに接続してさまざまな測定タスクに対応することができます。colorSENSOR CFO100は例えばヘッドレストなどの内装部品の色識別、包装検査、王冠、クロージャ、ラベルの色による選別に使用されます。
特徴
- ダイナミックプロセスに対応した最大30kHzの高速測定
- 異なるテストバッチに対応した大型カラーメモリ
- 高いカラー精度の精密測定 ΔE ≤ 0.3
- 色空間の選択:XYZ、xyY、L*a*b*、L*u*v* または u'v'L*
- 光源:白色LED
- Ethernet、RS232プロセスインターフェースに加え、CFO200ではUSBインターフェースを追加
- CFO100 & CFO200ではオプション(100)あり:Modbus (TCP/RTU) + Gateway:PROFINET、Ethernet/IP、EtherCAT
- 堅牢なアルミニウム製ハウジング
- 保護等級 IP65
- カスタマイズされたキャリブレーション
- ウェブインターフェースを介した簡単な操作
わずかな色の違いも見分ける最高の精度
高度に開発されたCFOコントローラにより、極めて微細な色の違いも検出することができます。高精度な光源と光ファイバーセンサを組み合わせることで、暗い表面や光沢性・反射表面、または構造化された表面上でも、色を確実に識別します。
ウェブインターフェースを介した直感的な操作
CFOセンサのコンフィグレーションはすべて、統合されたインターフェースを介して快適かつ直感的に行うことができます。コンフィグレーション時には、Ethernetインターフェースでセンサとコンピュータを接続します。ウェブインターフェースでは測定結果の表示や、露光や測定周波数といったパラメータの設定を行うことが可能なだけでなく、カラーグループの適合や各カラーの許容範囲の定義も行えます。
高速の測定データ出力
colorSENSOR CFOは、最大30,000Hzでティーチングされたカラー値に基づいて内部評価を行い、その結果をデジタルスイッチング信号で出力します。さらにLabやXYZのローデータは、UDP、RS232またはUSBインターフェース経由により、最大500HzでPLCやマシンシステムに直接送信することができ、これは継続的に行うことも、必要に応じて行うことも可能です。対応するエッジトリガーまたはレベルトリガーが測定値の出力時間や数を制御します。
お客様のご要件に合わせた校正
特定のコンフィグレーションに対して認識性能を向上させ、複数センサ間の測定値偏差を低減させるために、colorSENSOR CFO200をお客様のご要件に合わせて校正することができます。そのために、センサとコントローラを必要な測定セットアップでお客様独自の基準測定対象物に合わせて校正いたします。これによって、個々のシステム間でDelta Eが1未満の測定値偏差に達することができます。校正のおかげでセンサは交換可能で、ほぼ同じLab値のカラーを測定します。