次世代共焦点クロマティックセンサシステム
confocalDT IFD2415 および IFD2410 は、コントローラ一体型の強力な共焦点センサです。IP65の省スペースなハウジングは光ファイバーケーブルが不要なので、システムや機械に素早く組み込むことができます。IFD2410とIFD2415は、産業分野でのシリーズ生産における高精度距離・厚さ測定に最適なだけでなく、IFD2415は透明材料では最大5層までの多層膜厚測定が可能です。CCD列のアクティブ露光時間制御により、最大25kHzのダイナミックプロセスであっても、変化する表面の高速かつ安定した測定を実現しています。この測定システムは特に高い光度が特徴なので、暗い表面でも迅速かつ安定した測定が可能です。
産業用イーサネットインターフェースを内蔵
IFD2410/2415センサは産業用イーサネットインターフェース を内蔵しており、インターフェースモジュールを追加しなくてもPLCに直接接続できます。設置や配線の手間が省けるだけでなく、タイムラグなくリアルタイムデータの取得が行えるといったメリットがあります。センサは直感的なウェブインターフェースを介してイーサネットモードでパラメータ化され、設定は産業用イーサネット経由で自動的にPLC 環境に転送されるので、プログラミング環境での時間のかかる設定が不要になります。
プラントやシステムへの統合が簡単
IP65の省スペースなハウジングは光ファイバーケーブルが不要なので、システムや機械に素早く組み込むことができます。センサとコントローラのコンパクトな設計により、測定信号は直接コントローラに送られ、そこで評価されます。センサの取り付けは、コントローラハウジングの3つのネジ穴またはセンサヘッドのラジアルクランプを介して行います。EtherCAT、アナログ、エンコーダ、RS422経由の多様な接続オプションを使って、既存のプラントやシステムへ簡単に統合できます。