2D/3D プロファイル計測用レーザースキャナ
マイクロエプシロンのレーザースキャナは、精確性と測定レートという点において世界最高峰のプロファイルセンサに数えられます。様々な対象物の表面でプロファイルの検知や測定、評価を非接触で行います。現在ご提供しているモデルは非常に多くの産業アプリケーションに適しており、多種多様な測定タスクもセンサヘッドに内蔵されたインテリジェンス(scanCONTROL Smart)が解決します。インテグレーターの方には、お客様が独自でプログラミングできるモデルもご用意しており、どの scanCONTROL プロファイルスキャナも外部コントローラは必要ありません。
マイクロエプシロンは、さまざまな測定要求に対応するためレーザースキャナを4種類のクラスでご提供しているだけでなく、互いに補い合う4種類の製品シリーズをご用意しているので、最適な製品をお選びいただけます。
モデル一覧
代表的な被測定物:
プロファイルや幅、高さ、深さ、エッジ、接着剤ビード、ギャップ、角度、丸みといった対象にとどまらず、多種多様な測定タスクが解決できます。プログラムはSMARTセンサに転送され、このセンサはスタンドアローン運転で測定、評価、アウトプットを行ういます。
インテリジェントなSMARTスキャナ:多数の測定タスクに対応した広範な機能
幅広い応用範囲に対応した多種多様なモデル
御社独自のレーザプロファイルスキャナを構成しましょう:モデルの選択へ
赤色および青色(特許取得)レーザスキャナ
弊社は、赤色および特許を取得した青色レーザスキャナを提供いたします。青色レーザは、波長が短く測定対象物に浸透しないため、安定性が著しく向上しており、赤熱金属や透明な有機材などの形状計測に適しています。
青色レーザスキャナは700℃を超える赤熱した金属の表面だけでなく、ユニークな特許技術によりガラスや樹脂などの有機材でも、赤色レーザに比べてより確実な測定を行うことができます。scanCONTROLレーザスキャナは安定性が著しく向上しており、様々な測定対象物においてより確実な測定を行うことができます。
コンパクトなプロファイルセンサ
軽量かつ小型なフォームファクタにより、プロファイル計測の新たなアプリケーション分野が切り開かれます。scanCONTROL プロファイルセンサではコントローラがハウジング内に統合されているので、ケーブルをつなぐ手間が少なくて済み、機械的な統合がより簡単になっています。フォームファクタがコンパクトでプロファイル周波数も高いので、レーザープロファイルセンサは製造モニタリングやロボットの組み立てプロセスといった動的測定に適しています。
© Picture from Fraunhofer ILT: Automation of hybrid additive production using machine-integrated laser profile sensors as part of the ProLMD project promoted by the German Federal Ministry of Education and Research
フレキシブルな統合を可能にする4種類のクラス
RAWプロファイル転送を行うレーザースキャナ | プロファイル計算・評価機能内蔵レーザースキャナ |
PROFILE | SMART |
多様なデータ送信方法
どのセンサもお手持ちのSDKを使用したりGigE Vision Standardを介して簡単にソフトウェアへ統合が可能です。scanCONTROLセンサはすべてGigE Vision Standardに対応しています(画像処理ソフトウェアへの統合)。scanCONTROL SMARTクラスのセンサは、以下のインターフェースを介して 測定値を制御へ直接転送することができます: Ethernet(UDPまたはModbus TCP) RS422(ASCIIまたはModbus RTU) アナログ、デジタルスイッチ信号(scanCONTROL Output Unitと使用) PROFINET、Ethernet/IP、EtherCAT(scanCONTROL Gatewayと使用)