Micro-EpsilonのcapaNCDTシリーズは、世界最新の静電容量式センサ製品ポートフォリオを提供します。これらのセンサは、50µmから10mmまでの測定範囲で、工業環境における変位、距離、位置を測定します。最大0.03nmの分解能と0.1µmの直線性という高精度に加え、コントローラ、センサ、ケーブルの組み合わせバリエーションが豊富で柔軟性も特徴的です。
これらの静電容量式センサは温度安定性も極めて高く、-270～+200°Cの過酷な工業環境でも使用可能です。30種類を超える標準センサに加え、特殊な要件に対応できるようセンサを常時カスタマイズできるオプションも用意しています。Ethernet、EtherCAT、PROFINETなど最新のインターフェースが、既設システムへの迅速かつ容易な統合を実現します。
新製品：高い温度安定性を特徴とするCS-xシリーズ7種類のセンサ
capaNCDT CS-xシリーズにおける測定範囲は0.25～10mm の7種類のセンサが、製品ポートフォリオに新たに加わりました。温度安定性に特に大きな影響を与える重要な要素となっているのが、そのセンサ構造です。これらのモデルは堅牢なステンレスで加工されており、ケーブルをセンサにプラグインで接続可能なデザインになっています。また、センサ据え付け時のクランプ箇所も厳密に定義されています。このため、温度に依存するハウジングの膨張を高い繰り返し性で補正することができます。高性能コントローラと組み合わせることで、これらのセンサは最大0.19nmの分解能と最大0.25µmの直線性という最高の精度を達成します。これらのセンサは、-50～+200℃の温度で使用可能です。
このように優れた特徴を誇るこれらのセンサが、工業生産において変位、距離、位置、厚みを正確に測定します。静電容量式センサを機械装置へ組み込むことで、たとえば工具の位置や移動経路などを監視することができます。このようにユニークなセンサの特性は、高真空下やクリーンルームでの使用にも非常に適しています。Micro-Epsilonは、超伝導マグネットのような強い磁場を伴う特殊な用途向けに、チタンやステンレス鋼のような非磁性材料で作られたセンサケーブルも提供しています。