カニューレの測定と監視
カニューレとは、基本的にプラスチック製の先端部に取り付けられ、注射器に接続される金属製の中空針です。体の組織に挿入する際に小さな切開を入れられるように、カニューレの先端は通常斜めにカットされています。カニューレの製造では、品質特性において正確な位置合わせと正確な寸法精度が極めて重要です。ごくわずかな誤差でも患者の組織に不必要な損傷を与え、出血や感染の原因となりえることがその理由です。
マイクロエプシロンのoptoCONTROL 2700では、カニューレの関連パラメータすべてをインラインかつ非接触で測定できます。これにはカニューレの外径(ゲージ)、ガラス体からの突出部分、針の先端形状(角度、長さ、形状)などが含まれ、製造プロセス中の継続的な品質管理が可能となっています。
optoCONTROL 2700 LEDマイクロメータには、測定範囲が10 mmと40 mmの2種類のモデルがあり、直径30 µmからの極小の物体を測定することができます。10 nmというサブマイクロメートルの分解能なので、ISO 9626に準拠した1 µmの精度で33ゲージ未満のカニューレも測定できる要件をすべて満たしています。また、内蔵の「輪郭測定」プリセットにより、ガラス体に対するカニューレの突出部分も正確に測定できます。
さらに、このLEDマイクロメータは測定対象物の正確なアライメントと角度を検出します。アクティブ傾斜補正機能により、測定値は測定対象物の傾斜に合わせてリアルタイムで調整され、正確な結果が出力されるので、カニューレの中央軸に対するガラス体の中央軸の位置や、斜めに研磨された針先の角度を測定することができます。
