クランプ式渦電流センサでポートフォリオを拡充
2021-08-23

マイクロエプシロンは、この度新たに1mmと3mmの小さな測定範囲に対応した2つのセンサeddyNCDT ES-U1-TとES-U3-Tを開発しました。クランプでの取り付けが可能でネジがないのが特徴なので、ケーブルが頻繁にねじられる状況でもケーブルに負荷がかかりません。さらに、このセンサはクランプポイントが決まっているため、測定方向の熱膨張を最小限に抑え、高い温度安定性を実現しています。
プッシュプルプラグ接続なので、センサは変位測定システムeddyNCDT 3060のような高性能コントローラに簡単に接続できます。コントローラeddyNCDT 3060は精度と速度、温度安定性が組み合わさっているので、こういった用途にも適しています。
インダクティブセンサは変位、位置、軸の動き、ギャップなどの高精度な測定を行うのに役立ち、eddyNCDT 3060はプラント製造や機械製造、自動車産業、オートメーション技術、テストベンチなど、厳しい環境条件下で高い正確性が求められるアプリケーションに最適です。また、コントローラモデルDT3061で可能となっている5点リニアライズを仕様すれば、測定精度をさらに向上させることができ、スイッチング出力と温度出力の他に、複数の特性曲線の保存も可能です。eddyNCDT 3060のパラメータ化は、Ethernetインターフェースからアクセスできる最新で使いやすいウェブインターフェースで行います。