confocalDT:世界最大のセンサラインナップが新モデルによりさらに拡充
2021-08-23
共焦点クロマティックセンサは、最高の精度と信号安定性が要求される距離測定や厚さ測定に使用されます。最先端の技術を駆使し、常に最高の速度と精度を実現してきたマイクロエプシロンの共焦点クロマティックセンサに、このたび新たに3つのモデルがラインナップに加わりました。

confocalDT IFS2407-0,8
IFS2407-0,8は、従来の0.1 mmと3 mmのセンサーの間に位置する、測定範囲が0.8 mmの新しい共焦点センサです。このコンパクトなセンサは変位測定や厚さ測定に新たな適用分野をもたらし、24 nmの高い分解能と組み合わせることで、ガラスやプラスチックフィルムなどの透明層を40μmの層厚から測定することが可能となりました。また、最大±30°(NA0.5)という大きな測定角度も魅力となっており、わずか6 µmの光点径との組み合わせで、微細な構造を検出することができます。

confocalDT IFS2405/90-6
confocalDT IFS2405/90-6共焦点クロマティックセンサは、拡散性、反射性、そして特に透明性の高い素材の正確な変位や厚みの測定に使用されます。新たに90°のバリエーションが加わり、より柔軟な取り付けが可能になったことで、設置深さの関係で直線的な出射口のセンサが使えない場合でも、90°のセンサなら省スペースでの設置ができるようになりました。オフセット距離が41 mmと長く、過酷な環境でもセンサを安全な距離で設置することができるので、例えばガラス産業での測定作業に非常に適しています。300 µmの層厚から高解像度の厚さ測定が可能なだけでなく、最大±10°までの傾き角で信頼性の高い結果を提供します。

confocalDT IFS2406-3/VAC(001)
このセンサは、真空という過酷な条件下で使用するために設計されています。 パッシブセンサ設計なので周囲に熱を放出することはなく、付属品も特殊な使用条件に適合しています。マイクロエプシロンでは、様々なセンサに加えて、クリーンルーム、真空、超高真空のそれぞれの仕様に適したケーブルやアクセサリーをご提供しています。
マイクロエプシロンの共焦点クロマティックセンサを選ぶ理由とは?
- 最大70k Hzの世界最速の測定速度
- ターゲットに影響を与えない非接触測定
- ナノメートルの分解能
- 極めて広いセンサスペクトル
- 微細なディテールや構造の検出
- 多層膜の測定が可能