産業アプリケーション向け高性能レーザー距離センサ
2020-12-08

レーザ距離センサoptoNCDT ILR2250-100は、産業用シリーズアプリケーションでの長距離測定用に設計されており、測定範囲の広さに小型設計と高性能さを備えたトータルパッケージを提供します。革新的な測定モード「AUTO」は、困難な表面上でも高速かつ自動で露出制御を可能にするので、暗くて反射の弱い測定対象物や遠方の測定対象物でも、ミリ単位の正確な測定結果を得ることができます。
"optoNCDT ILR2250-100はマイクロエプシロンが産業用測定タスクに特化して設計したセンサであり、数多くの産業分野で、例えば金属産業で対象物が高熱を放射する場合といったように、測定対象物から安全距離を保ってセンサを配置しなければならないことがありますが、ILR2250-100は測定範囲が広く、測定対象物から安全な距離に設置することができるので
主に輸送、物流、搬送技術、オートメーション分野や鉄鋼業でも使用されています。"
その他にも、大きな距離をブリッジしなければならないクレーンの軸の監視、ドローンを使った空中からの距離測定、金属産業でのシームレス圧延リングのような高熱環境下での測定などにも応用されています。革新的なセンサ技術により、紙、金属、プラスチック、布地上での測定も可能です。
optoNCDT ILR2250-100は堅固なアルミダイキャスト製の筐体に収納されており、構造もコンパクトなのでわずかなスペースしか必要としません。取り付けはもちろん、4本のネジピンが付いた一体型の取り付けプレートを使えば位置合わせも簡単です。
optoNCDT ILR2250-100のメリット
- 最大100mまでの広い測定範囲(反射板使用で最大150m)
- 精密な測定結果
- 設定可能なMEEソフトウェアによる簡単なOEM適応
- 低自重のコンパクト設計
- 一体型プレートによる簡単な取り付け
- 堅固なアルミダイキャスト製ハウジング