産業用測定・検査のための高性能3Dスナップショットセンサ
高性能3Dスナップショットセンサ surfaceCONTROL 3D 3200 は、拡散反射表面でのジオメトリ、形状、表面検査を行う自動インライン3D測定を行う産業アプリケーションに最適です。 コンパクトなフォームファクタでありながら、高い測定精度と同時に高速なデータ処理を実現しているのが特徴です。Z軸方向の反復精度が最大0.6 µmと非常に高いので、精密な3D測定や検査の作業に理想的です。様々な測定領域を2つの異なる測定範囲でカバーしています。
新世代の3D測定
surfaceCONTROL 3D 3200には、高速データ出力に加えてIOインターフェースも備わっており、2D/3D Gateway IIを使えばEtherNet/IP、PROFINET、EtherCATが利用できます。3DGigE Visionに対応しているため、他社製の画像処理ソフトウェアとの連携も容易です。お客様のソフトウェアとの統合を可能にする包括的なSDKもご用意しています。
応用例:
- ジオメトリの3D検査と形状検出
- 電子部品の検査
- 自動化、生産・プロセス監視、品質管理
- Stop & Goプロセスにおける拡散反射面の非接触測定
- 形状、位置、表面の検査
3DInspect:3次元計測・検査のタスクを解決するソフトウェア
3DInspectソフトウェアは、センサのパラメータ設定や産業用計測タスクを解決するための強力なツールです。このソフトウェアはセンサからの測定データをイーサネットで送信し、3次元的に表示します。この3Dデータはさらに、3DInspectの測定プログラムを搭載したPCで処理され、評価、査定、必要に応じてログへの記録が行われ、イーサネット経由でコントロールユニットに送信されます。3Dデータは必要に応じてソフトウェアで保存することができ、ソフトウェアを使用してセンサの設定やパラメータ設定が行えます。オートメーション・インターフェースに接続する場合は、SC3210センサを使うことで3DInspect Automationの機能拡張が可能になり、包括的なデータロギングも可能になります。