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スプレースキン厚みの測定

自動車計器パネルやエアバッグカバー用のスプレースキンは、ロボットに案内されるノズルから加熱金型へ吹き付けられます。安全上の理由から、エアバッグでは極めて小さい許容誤差が求められます。そのため、スプレースキンの厚みを吹付けプロセスでインライン検査する必要があります。測定は、ロボットアームに固定されている複合センサ(渦電流式センサとレーザ変位センサ)で行われます。 渦電流式センサはニッケル被覆された射出成形金型との距離を測定し、その中央にはレーザセンサがスプレースキンとの距離を測定する開口部が設けられています。両信号が減算されて、スプレースキンの厚みが得られます。