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登山ロボットの障害物検知

ここで使用されているscanCONTROL 2600シリーズのセンサは、登る方向に応じて検出器の上ないしは下にバリアを形成します。検出器のサイズが大きいため、測定範囲はX方向とZ方向の両方で100 mmが必要です。センサは検出器の近くのロボットアームに直接設置されており、これを可能にしたのはコンパクトなセンサハウジングと、わずか380 gの低重量さです。さらに、マイクロエプシロンのレーザープロファイルスキャナは、クライミングロボットが屋外での使用時にさらされる環境条件の変化にも対応しています。

この測定システムは、水、湿気、振動、衝撃だけでなく、石積みを除去する際に落下する塵や埃に対してもほとんど影響を受けません。手動でレーザーのスイッチを切ることができるので、ロボットを扱う際の安全性も確保されています。幅156μm、高さ12μmからの障害物を測定し、ファサードの材質や表面性状の違いは測定結果に影響しません。