バンドナイフの切れ味検査
発泡スチロールのカッティングマシンにはバンドナイフが使用されますが、このバンドナイフは使用しているうちに刃が摩耗していきます。切断作業の効率性を高く保つには、マシンを停止させずにナイフの切れ味検査を実施しなければなりません。scanCONTROL 2910-10/BLシリーズのレーザープロファイルスキャナは、カッティングマシンが稼働中でもナイフの前面を測定します。センサはカッティングマシンの中に設置し、制御にも直接接続してナイフ先端の幅を検出します。ナイフが摩耗すると先端の幅が不均一になりますが、これはマイクロメートルの範囲なので目視できません。レーザープロファイルスキャナLLT2910/BLは最大7.8µmの分解能で動作するので、ナイフのわずかな偏差も検出することができます。