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ボトルの存在チェックと識別

瓶詰業者や醸造所では、迅速かつ完全自動による空瓶の点検を可能にするため、マイクロエプシロンのレーザースキャナが使用されています。マイクロエプシロンの代理店であるTipteh社は、レーザーライン三角測量をベースにこのような空瓶点検が行える点検システムを設計しました。このシステムは、ボトルクレート搬入口に取り付けて使用します。このインライン構造には、マイクロエプシロン製scanCONTROL 2900-50シリーズのレーザーライン三角測量センサが5つ備わっており、ベルトコンベア上を移動するボトルクレートを上からスキャンします。クレート内の瓶の列をスキャナ1つにつき1列測定し、コンベア速度最大850 mm/秒まで存在チェックが可能です。さらに、それぞれの瓶の高さをもとに、クレートに入っているのが正しい瓶かどうかをスキャナが検出します。この場合、測定した瓶の高さがその瓶の規定高さを3 mm以上逸脱していると、正しい種類の瓶ではないと判断されます。従来の画像処理システムによるソリューションに比べ、マイクロエプシロンのレーザースキャナは瓶の有無だけでなく、瓶の高さも測定します。また、後の統計や評価、プロセス最適化のためにログデータを記録しておくことも可能です。