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圧入したピンの高さ測定(プレスイン技術)

電子部品の製造は、極小サイズでの高精度さだけでなく、最高の品質での高速プロセスを要求するため、この分野ではすでに多くの製造ステップが自動化されています。

例えばイタリアの Automationpro 社は、プリント基板に圧入したピンの高さ(プレスイン技術)をプレス作業後すぐに検査できる装置を開発しましたが、このピンの開口部への圧入が不十分であると後に他のコンポーネントとの接触不良が発生し、故障の原因となりかねません。

そのため、scanCONTROL プロファイルセンサで各プリント基板の 3D スキャンを作成します。圧入プロセスの間、プリント基板はロータリーテーブルに固定され、このテーブルが基板を圧入ステーションからスキャン位置に移動させ、そこで直線アクチュエータがレーザースキャナを一度プリント基板全体を覆うようにして動かします。直線アクチュエータはエンコーダとも接続されているので、スキャナを動作させて均一なプロファイル距離を保つことができます。

コンポーネントはプロセスのタクトタイムに応じて約7秒以内で全体がスキャンされ、プロファイルごとに 1280 個の点が生成されます。