このたびscanCONTROL 30xxレーザースキャナに新しいモデルオプションが加わりました。ケーブルを後部に内蔵したリアテールオプションにより、さらに省スペースでセンサを設置することができます。内蔵ケーブルの長さは30cmで、このバージョンでは上部への配線が不要なので、設置高さが約80mm低くできます。標準モデルとの比較では、合計で50％近い設置スペースの削減が可能です。
また、新しい保護筐体を採用することで、産業環境に対するセンサの堅牢性をさらに高めていることも大きな特長です。この筐体は測定範囲が25、50、100 mmの25x0/29x0シリーズと、測定範囲が25～200 mmの30x0/30x2シリーズで入手いただけます。
保護筐体には、ブローアウト装置および液冷用の接続部、調整可能なスプラッシュガード、交換可能な保護ガラス、エアパージ装置が備わっています。内蔵のブローアウト装置に圧縮エアを供給すると、埃や切粉といった汚れを直接取り除けるので、清掃の頻度を少なくすることができます。水冷式の筐体は、機械的な損傷に対する保護に加えて、高い周囲温度に対しても保護する一方、非常に低い外気温下での使用であればセンサの加熱もできます。保護プレートが損傷した場合は、簡単かつ安価で交換が可能です。