比類のない完全自動表面検査
reflectCONTROL Automotiveは、塗装された自動車ボディの全自動検査のための革新的なソリューションです。ロボットベースのシステムにより、一般的な塗装欠陥の検出、3D測定、分類が可能となっています。
高精度と再現性で高い評価を得ているreflectCONTROLシステムは、自動処理システムやマーキングシステムと組み合わせることができるので、塗装欠陥の検査と評価から自動後処理に至るまで、reflectCONTROL Automotiveは完全自動プロセスを実現しています。
卓越した技術による比類のない検出率
reflectCONTROL Automotiveは、自動車メーカーでの欠陥検出率98.5%超を実現しており、自動車ボディーのカラーや検査担当者のスキルに関係なく、常に再現可能な結果をもたらしています。
高い位置精度により、欠陥の正確な検出と位置特定ができるので、例えばロボットによる研磨などの自動修正処理が可能です。
この検査システムは非常に広い範囲をカバーし、エッジから最大1 mmまでの欠陥を検出します。また、デザインエッジを測定したり、ドアやフラップなどの可動部品の開口部に簡単に適応できる柔軟性も備えています。
独自の3D再構成機能により、検出したそれぞれの欠陥に高さ、深さ、体積などの特性が追加されます。取得したデータはユーザーがいつでも利用できるようにXMLファイルに保存され、ユーザーの品質システムに読み込むこともできます。
追加のハードウェアなしで統合できる外観測定
外観は取得した画像から評価され、これには追加のハードウェアは不要です。この評価は高い再現性を特徴とし、完全に統合された上で非接触で行います。外観評価では任意の数の測定位置を定義できるので、任意の数の車両で全面測定を実施することができます。
完全統合の6Dオフセット補正
reflectCONTROL検査システムには、位置公差を素早く補正する統合オフセット補正機能が搭載されています。
reflectCONTROLシステムは、空間における車体の位置を完全自動で計算した上でセンサの測定位置を調整するので、高速かつ高精度で再現性の高い測定が行えます。
新しい車体のタイプを簡単にティーチング
必要なサイクルタイムを考慮しながらパスプランニングが行えるシミュレーションツールが搭載されているので、新しい車体タイプもユーザーが簡単にティーチングできます。ロボットベースの検査により、新しい車種の迅速な学習が可能です。
AIベースでの分類
AIベースの分類については、マイクロエプシロンはユーザーが欠陥データをもとにトレーニングできるツールをご提供しています。学習したデータが増えるほど、エラークラスを最適化するのに役立つ情報がより多く得られます。
すべての車体カラーを自動で設定
この革新的なreflectCONTROLシステムは、自動カラーキャリブレーション機能も提供しており、とりわけ特注の塗装や新モデルのカラー展開において、特に重要なメリットをもたらします。
生産現場から新しいカラーコードが送信されると、システムが自動的にパラメータセットを設定し、新しいカラーコードに割り当てます。
