工業用途での温度モニタリング向け熱探知カメラ
TIMシリーズの熱探知カメラは、表面温度-20 °C~1900 °Cの測定対象物で非接触により測定を行うために設計されています。コールドチェーンのような低温環境でも、ガラスや金属加工といった高温環境でも、温度に敏感なプロセスの効率的なモニタリング、チェックおよび制御を可能にします。温度感度が高いので、熱探知カメラは精密かつ高速のタスクに最適です。モデルにより性能クラスが異なるため、ケースにごとに最適なモデルをご使用いただけます。カメラの接続は電源供給に使用するものと同じUSBインターフェースを介して行います。
極めて軽量なのに小型で頑丈
thermoIMAGERカメラがあれば、ポータブル赤外線スナップショットカメラと固定型装置の間に広がる差を埋めることができます。フォームファクタが軽量かつ小型なので、ポータブルでの使用と固定式での使用のどちらにも大変適しています。
プロセスへの統合が簡単に
さらに進歩したインターフェースコンセプトにより、赤外線カメラをネットワークや自動化されたシステムに統合できるようになっています。
- Ethernetまたはガラスファイバーを介したUSB延長ケーブル(Ethernetでは最大100 m、ガラスファイバーでは最大10 km)
- デジタル出力(ポテンシャルフリーのリレー出力)、およびアナログ入力/出力(0/4~20 mA)としてのプロセスインターフェース(PIF)
- COMポートおよびダイナミックリンクライブラリ(SDK)によるソフトウェアインターフェース
ライセンス不要のソフトウェア
リアルタイムソフトウェアであるTIMConnectは、卓越した性能を持つサーモグラフィーソフトウェアです。どの熱探知カメラとも一緒に納品され、カメラのパラメータのセットアップや、自動でのプロセス・品質チェックに使用します。プロセスに応じて、お客様ごとのアラーム限界を設定することも可能です。無料のソフトウェアはWindows 7および10と互換性があります。
極めて広い温度測定幅
マイクロエプシロンによる熱探知カメラの測定範囲は-20 °C~1900 °Cと極めて広く、コールドチェーンや研究所での低温から金属加工での高温に至るまでカバーしています。