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テストベンチでのホイールタイヤのプロファイル測定

走行距離が多いことで生じる鉄道車両の車輪の摩耗は、安全性や走行特性に影響を与え、高いメンテナンスコストを発生させます。列車全体のプロファイルセットを予防的に検出するため、道床のテストベンチにマイクロエプシロンのレーザーセンサが統合されています。センサは、進行方向と直角になるようにして連続するマクラギの4本間にそれぞれ1つずつ計3つ設置されます。 1つ目と3つ目には、それぞれ2つのoptoNCDTレーザー距離センサが搭載されており、ホイールの直径とホイールタイヤの位置を測定します。2つ目にはホイールのプロファイルを測定するためのscanCONTROLレーザープロファイルセンサが取り付けられており、レールの半面の凹みからホイールタイヤを測定します。このプロファイルデータをもとに、削正メンテナンス時期を決定することができます。