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裁断機での原反のエッジ検知

原反の位置が検知されなかったり、間違った位置が検知されると、裁断に間違いが生じてしまい原反の廃棄につながったり、制御信号が発生しないため機械の故障を引き起こす場合があります。そのような事態を回避できるように、確実な位置検知が可能なマイクロエプシロンoptoCONTROL CLS­K ­31シリーズの光ファイバーセンサが使用されています。このセンサは原反ロールの始端を確実に検出し、裁断刃の1つに直接取り付けて、原反ロールが裁断位置に存在することを約140 mmの距離から検知します。スイッチ出力(PNP)により信号レベルが制御へ直接送信されると、裁断プロセスが開始するので、生地の素材に応じて裁断要素を0.5~2 mmの精度でポジショニングすることができます。裁断後は毎回生地の位置を検出し直し、生地の送り速度が20 m/分と高速でも確かな測定を行います。 マイクロエプシロンの測定システムoptoCONTROL CLS-K-31が提供する、極めて確実かつ再現性の高い測定結果は、裁断の正確性も最適化するので、生地の廃棄や機械の故障も減少させることができます。裁断機ローラーの光沢性金属表面上に傷や汚れがあっても、CLS­K 31はほとんど影響を受けません。