連続生産のための特殊渦電流センサ

eddyNCDT
産業用途向け特殊センサ
小規模でも大規模でも、連続生産で渦電流センサを投入する場合、お客様が標準仕様センサに変更を望まれることが多々あります。そのためマイクロエプシロン社では、測定システムをお客様の基準に適応させており、例えばケーブル、センサの材質やフォームファクタ、コントローラなどに変更を加えています。特に、小型ケースでの内蔵エレクトロニクス搭載センサや、特別なセンサフォームファクタについては、インテグレーターの方々から頻繁にお問い合わせをいただいております。
ご提供可能なオプション
- オフセットと測定範囲の変更
- センサとコントローラのハウジングと固定部のオプション
- 最大2,000 barまでの耐圧センサ
- 内蔵または外部エレクトロニクス搭載センサ、小型フォームファクタ
- 様々な材質でのコイル、ハウジングまたはプリント基板
- ケーブル長さのカスタマイズ、お客様ごとの測定対象物に合わせた特殊調整
Embedded Coil Technology(ECT)搭載カスタマイズ渦電流変位センサ
特に難しいOEMプロジェクトには、ECTを用いることを推奨いたします。無機材質による小型センサ構造なので、外側の筐体の形状はほぼ自由に決めることができます。ご要望があれば、評価エレクトロニクス全体をセンサ内に統合することも可能なので、それによりECTセンサを特殊な取付け状況に適合させることもできます。ECTセンサは非常に困難な条件下での使用に向いており、これまでにも巨大望遠鏡のセグメント鏡の調整、超高真空での半導体製造、紙製造業におけるリファイナーの磨砕幅測定といった数々の成功例を生み出しています。
詳細
- 超長期安定性能
- 温度に起因する測定結果の変化が再現可能
- 傑出した機械的な頑丈さ
- 最高350 °Cまでの高温